「誰でも出来る事でも、最初に実行するのは至難であり、柔軟な発想力が必要」
という意味で使われる
コロンブスの卵
で有名な探検家のクリストファー・コロンブス。
アメリカ大陸を発見したと言われていますが、実際はアメリカに住むインディアンを大量虐殺したりした征服者であり、新大陸発見以外はあまり共感できない人物でもあります。
しかしながら、ここ世界遺産のセビーリャ(セビリア)大聖堂の中にコロンブスのお墓(正しくは霊廟)があるというので、行ってみることにしました。
出発の準備をしていると、
「ガッシャーーーーーン」
と音は鳴らなかったのですが、ベットの高さから落ちたメインカメラEOS6Dのレンズが粉々に。
「あーあ、またやっちまったよ」と嘆こうと思った時に、ふと我に返ると割れているのはカメラのレンズではなく、プロテクターのレンズフィルターの方だということがわかりました。しかもいつも使っているKenkoのプロテクターではなく、店員さんがおススメしてくれたマルミのレンズフィルターです。
こんなベットからの高さで、下は絨毯なのにね。プロテクターつけてて良かったですが、やっぱりKenkoのレンズフィルターの方が良いかもです。
レンズもLレンズだと軽く10万越えしてしまいますが、予算がなくてもプロテクターは買ってつけておきましょうね。
さて、話は戻りまして大聖堂。
泊まったホテルからは、徒歩で約20分ほどの散歩には程よい距離。
途中から、こんな小道を通って進むと正面に出てきました!
世界第三位の大きさの巨大な大聖堂です。
ちなみに1位がローマにあるサンピエトロ大聖堂で、2位がロンドンのセントポール大聖堂だそうな。
11時という意外と遅い開門と共に9ユーロ払って入場すると、そこには沢山のキリスト教にまつわる美術品が展示されていました。私は無宗教なので、全く持ってこういうものに興味はないのですが、宗教というのは恐ろしいほどのパワーを持つ教え?なのだなということは実感できます。
そして、こちらがコロンブスのお墓(霊廟)
当時のスペインを構成していた4つの国の王様が棺を担いでいるという像です。
実際の遺骨は、1542年にサントドミンゴ大聖堂に移されたそうです。
「人を一人殺せば人殺しであるが、数千人殺せば英雄である」
と奴隷廃止論者、ベイルビー・ポーテューズも言っていますが、
多くの犠牲者の中で、現代文明は成り立っているのだなぁと思うと胸が痛みます。
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