今から400年以上前の1584年。
日本からローマへ派遣された伊東マンショ率いる天正遣欧少年使節が立ち寄った、世界遺産の街
エヴォラにやってきました。
この街は、紀元前のローマ時代から発展し二重の城壁を持った要塞都市でもあり、交易地としても栄えたそうな。
その中心にそびえ立つのが、エヴォラ大聖堂。
ここにあるパイプオルガンを伊東マンショらが弾いたという。
今と違い、飛行機もない時代に二年以上かけて船ではるばる日本からやってきた使節団。
しかし、ポルトガルにはキリスト教布教という表の顔とは別に、
日本の植民地化
という裏の顔があったことに早速気付いた豊臣秀吉は、
1587年
バテレン追放令
を発令し、キリスト教布教を禁止しました。そして、後に徳川政権での鎖国へと続くわけです。
今日、日本が歴史上一度も植民地化されず(第二次世界大戦後はアメリカの植民地みたいなものかもしれませんが)に済んでいるのも、秀吉や徳川のおかげかもしれません。
前にも書きましたが、宗教って本当にものすごいパワーを持っていますね。コロンブスがアメリカ大陸を発見した際に記した日記にもインディアンは宗教というものがなく、たやすくキリスト教にできるだろうと書かれてあったそうな。
既に20年以上経った、オウム真理教による無差別テロ事件も宗教的な洗脳による犯行だもんね。
恐ろしや~
さて、この街最大のみどころはパイプオルガンではなくて、
骨の教会です。
5000体もの人骨を使って、作られているそうな。
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