世界一周中に起こった、最大のピンチとは?

本当のことを言うと、この体験だけは誰にも知られたくないので、

今までブログに書くことを憚らっていたのですが、恥を忍んで書きたいと思います。

世界一周ドライブ旅行から帰ってきて、

友達からよく、

「ブログに書いてない怖い体験あったんじゃないの?」

と不幸話を聞き出そうとするのですが、

有り難いことに怖い体験というのは、かなり安全面に気を使っていた我々には、本当に皆無でした。

その代わりと言っては何ですけれども、隊長がこの旅で最大のピンチに陥った体験を書きたいと思います。

場所は、南米エクアドルの世界遺産、ガラパゴス諸島での出来事でした。

最終日、空港までの40キロの道のりを町からタクシー(といっても4WDのピックアップトラックです)を拾って帰る途中、何やら隊長のお腹がうずきだしたのです。

子供のころからお腹が弱く、電車に乗るだけで用を足したくなる程の弱さで、当時は正露丸糖衣Aを愛用したり、駅のトイレに出入りして難を逃れていましたが、ここは南米エクアドルの孤島ガラパゴス。公衆トイレなんて見当たりませんし、薬屋も見当たりません!

しかも、40キロの道のりは、整備されていないところも多数あるダート道。

心地の悪い揺れが、お腹をそっとしておいてくれるわけがなく、耐えに耐え抜いていました。

Chika隊員に

「ヤヴァイ、おなかがいたい。このままでは本当にヤヴァイかも」

とかすれた声で、必死の訴えをしていました。

そんなさなか、運転手のトーマス(仮)はクルマの異常を察したのか、クルマを停めてタイヤを見ていました。

確かに、先ほどよりは乗り心地が悪くなったような気はしていましたが、そんなクルマの心配よりこちらはお腹が痛いのとトイレに行きたくて仕方ありません。

何やら首を傾げながら、トーマスはクルマに戻り、再びハンドルを握ると走り出しました。

「もしかしたら、パンクかも」

と察しましたが、お腹が痛くてそんな余裕はこれっぽっちもありません。

しかも、40キロの道のりは、私たちの車以外ほとんどクルマは走っていないのです。

現時点で、トイレのある(と思われる)空港へ向かう小舟がある桟橋まで推定20キロ。

 

そんな最中、遂に隊長の腸さんは、限界を迎えてしまいました。

ここエクアドルは、スペイン語圏です。トーマス(仮)はもちろん英語を喋れませんが、そんな彼に向かって、

「ストップ、ストップ、停めてくれ!」

と英語&日本語で叫びました。

トーマス(仮)が、驚いた表情でクルマを停めた直後、私は携帯バッグを持って、世界遺産の森へ駆け込んだのです。

ここで説明しておきますと、携帯している斜め掛けのバッグには隊長がピンチの時に活躍する緊急用の正露丸糖衣Aやティッシュが入っております。普段からこんなピンチが訪れる場合を想定して、前もって用意しているわけです。

 

世界遺産の森での脱糞は、もしかするとユネスコに叱られることかもしれません。そんなことも当時は頭に浮かばず、スッキリと生理現象を行いました。

 

終わった後、携帯バッグの中を漁ると、なんといつも入っているはずのティッシュがありません!そうです、安堵した直後に隊長は、二度目のピンチに襲われたのです。

車の中にいるChika隊員にジャングルの中まで持ってきてもらうのも恥ずかしいし、そもそもティッシュがあるかもわかりません。というか、声がここから車まで届くかもわかりません。ここは自然に帰って、葉っぱで拭くことも考えたのですが、ここは南米。しかもガラパゴス諸島という孤島です。

ガラパゴス固有の葉っぱに毒やとげでもあったら、これからの旅がより困難になる可能性を考えて、はっぱで拭くプランAは諦めることにしました。

バッグの中には残り、財布、カメラ、iPhone、正露丸。

紙らしき紙は、見当たりません。

仕方なく、アズマックスのようにお札でお尻を拭こうと財布を開けてみると、なんとレシートが数枚見つかりました!

「これでお尻が拭ける」

そう思い、レシートをくちゃくちゃにして柔らかくし、お尻にある程度優しい紙にして拭くことが出来たのです。

 

タクシーに戻ると、Chika隊員と運転手のトーマス(仮)は大爆笑していました。

まぁそんな爆笑タイムも束の間、ここで三度目のピンチにあうことになります。

 

トーマス(仮)は、クルマを走らせると、数分もしないうちに路肩に寄せて停めたのです。

さっきからお腹が痛くて乗り心地が悪いことは気付いていたのですが、やはりパンクしてしまったようで、クルマを降りることになったのです。

こちらとしても飛行機の時間もありますし、それよりも何よりも二度目の生理現象が一番怖い。もう、残りのレシートすらないのですから。

 

そんな絶体絶命の中で、漸く一台のお客さんを乗せたタクシー(といっても四駆車)が通り、トーマス(仮)が呼び止めました。

なにやら交渉が終わると、私たちだけそのタクシーに乗せてもらうことができ、無事に飛行機のある島の手前のボート乗り場まで辿りつく事が出来たのです。

経営者時代、

「ピンチはチャンス」

と思っていましたが、旅のピンチは、単なるピンチですからね。

 

たまの更新でこんなくだらない体験を書くのもなんですけど、以上が世界一周ドライブ旅行中の最大のピンチでした!おしまい。

※ちなみに、もしロシアでお腹が痛くてトイレに行きたい場合は、

「ウ ミニャ パニョース」

という言葉を叫ぶとよいでしょう。

「下痢しています」という意味ですからw

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